就労移行支援の元利用者ちょこです。
見学や体験を申し込んだ方も、これから申し込む方もいると思います。
しかし、「どこを見て事業所を選べばいいのか分からない」と迷っていませんか。

支援員や利用者がどんな人たちか分からないし、事業所が自分に合うか不安です。

その気持ち分かるよ。
結論からお伝えすると、見学前と当日に確かめたいポイントは次の10選になります。
- 自宅からの通いやすさ
- プログラムの内容
- 事業所独自の制度
- 就職率と定着率
- 学習方法
- 事業所の雰囲気
- 体調報告などのルール
- 支援員の相談のしやすさ
- 就職率と定着率の確認
- 悪口や陰口の有無
私は自宅から通いやすい事業所を調べて、複数の事業所で体験をしました。
おかげで、自分に合ったプログラムに出会えました。
事業所選びは大変だと思いますが、体調を整える・学ぶ・就職活動をすることはとても大事なことです。
この記事では、見学前と当日のチェックポイント10選と、よくある質問をお伝えします。
見学前に確認すること

見学前に、事業所のサイトやSNSで4つのポイントを確認しておきましょう。
自宅から通いやすいかを確認する
まず、自宅から無理なく通える場所かを確認しましょう。
週4〜5日通うことを想定し、移動時間や乗り換えの回数を見ておくとよいです。
満員電車を避けられる開始時間かどうかも大事な点です。

体調が整っていない時期は、通いやすさが続けられるかを左右するよ。
- 自宅からの移動時間
- 乗り換えの回数
- 満員電車を避けられる開始時間
在宅訓練を取り入れている事業所でも、来所が必要な時があります。
プログラムの内容を確認する
次に、事業所のサイトやSNSで公開している毎月のプログラム表を確認しましょう。
就労移行支援でどう過ごしていたのか、何をしていたのかは面接で聞かれることが多いです。また、パソコンを頻繁に使う仕事なら基本のスキルを求められます。
企業によって使うツールが異なるので、いろんなツールに慣れておくとよいでしょう。
- ブラインドタッチ
- エクセルやスプレッドシートの基本
- ミーティングツールの使い方(Zoom、Google Meetなど)
- コミュニケーションツールの使い方(Chatwork、Slackなど)
- セキュリティ対策の基本
事業所によってプログラムの内容や質は変わります。
サイトやSNSで毎月のプログラム表や日頃の発信をチェックしておきましょう。
事業所独自の制度の有無を確認する
事業所によっては金銭的に助かる独自の制度があります。
- お弁当の支給
- 交通費の支給
- 資格の教材や受験料のサポート
- Adobeソフトの提供や割引
- 在宅訓練
どんな制度があるかは事業所によって違います。
サイトやSNSで事前に確認しておきましょう。
就職率と定着率の公開有無を確認する
就職率と職場定着率がセットで公開されているかを確認しましょう。
就職できたかどうかだけでは、事業所の実力は分かりません。
就職後も働き続けられているかまで見る必要があります。
- 就職率は年間の就職者数の割合
- 定着率は就職後6か月以上の継続率
- 実績が何年分あるか
公開していない事業所が悪いわけではありません。
見つからないときは、問い合わせのときに聞いてみましょう。
見学当日に確かめること

ここからは、見学当日でなければ分からないことをお伝えします。
支援員が優しく共感をして対応してくれるのは、接客が入っているので当たり前と思いましょう。
対応の良さは大事ですが、ほかの点も見てほしいです。

対応してくれた支援員の印象が良くても、あとで印象が変わったり、ほかの支援員もそうとは限らないよ。
学習方法を確認する
プログラムの内容が良くても、学習方法が自分に合っているかで進み具合が変わります。

支援員さんの知識やスキルはさまざまだから、過度に期待しない方がいいよ。
テキスト・動画・支援員の指導など、進め方を観察しましょう。
事業所の雰囲気を確認する
事業所によって、フレンドリーさや距離感の取り方は異なります。
清潔感や静けさも事業所ごとに違います。

整理整頓ができていなかったり、にぎやかな所もあるよ。
しばらく過ごしてみて、自分がどう感じるかを確かめましょう。
体調報告などのルールを確認する
定期的な体調の聞き取りがある事業所が多いです。
報告の方法はテキスト・口頭・両方などさまざまです。
頻度やどこでするのかを、支援員に確認しましょう。

私が通っていた事業所は、個室ではなくオープンスペースで頻繁に聞き取りがあったよ。
また、体調の聞き取り以外にもルールがあるので確認しておきましょう。
支援員の相談しやすさを確認する
プログラムだけでなく、支援員に相談しやすいかも見学のポイントです。
障害への理解度や、話を最後まで聞く姿勢があるかを見てみましょう。
短い会話でも、相性を感じ取れることがあります。
就職率と定着率を直接聞く
見学前に確認した数字は、当日さらに詳しくたずねてみましょう。
ここ1年で就職できた人数と、就職後も働き続けている人数を確認します。
また、自分が望む職種や働き方で就職できた人が何人いるのかも聞いてみましょう。
悪口や陰口の有無を確認する
不満を言いたくなる日もあると思います。
しかし、悪口や陰口は周りに広がりやすいものです。
事業所の雰囲気が悪くなったり、本人の信頼にも影響します。
休憩スペースや待ち時間に聞こえてくる会話に注目してみましょう。
見学でよくある質問

ここからは見学を迷っている方から多い質問にお答えします。
細かい対応は事業所によって異なるので、気になることは申し込みのときに確認しておきましょう。
見学で聞かれることは何ですか?
これまでの経緯や現在の体調を聞かれることがあります。
- 家族構成
- 自分や家族の連絡先
- 職歴や学歴
- 病歴や病気の原因
- 福祉サービスの利用状況
- 希望の職種と働き方

事前に答えを用意しておくと、当日のストレスが減るよ。
話しにくいことがあるときは、「今はまだ話せないので回答を控えてもいいですか?」と伝えてみましょう。
見学の服装に決まりはありますか?
スーツではなく私服で大丈夫です。
髪型や髪色も気にする必要はありません。
ただ、サンダルやハーフパンツなど、ラフすぎる服装は控えたほうが無難です。
見学に持ち物は必要ですか?
手ぶらで参加できる事業所がほとんどです。
筆記用具やメモ帳を持っていくと、聞いた内容をあとで見返せます。
持ち物に決まりがあるかは、申し込みのときに事業所へ確認しておきましょう。
一人で見学に行くのは不安ですが大丈夫ですか?
家族や支援機関のスタッフと一緒に見学できます。
申し込みのときに、同席が可能かどうか聞いておきましょう。
付き添ってもらうことを申し訳なく思う必要はありません。
見学にはどのくらい時間がかかりますか?
1時間前後が目安です。
事業所の特徴や1日の流れを聞いたあと、プログラムの様子を見学する流れです。
体験も申し込んでいる場合は、2時間ほどが目安になります。
見学のあとに断ってもいいですか?
その場で答えを出す必要はありません。
「持ち帰って考えます」「ほかの事業所も見てから連絡します」と伝えれば十分です。
しばらく考えて事業所を利用したい場合は、電話かメールで連絡しましょう。
さいごに

見学前と当日の10選をおさらいします。
- 自宅からの通いやすさ
- プログラムの内容
- 事業所独自の制度
- 就職率と定着率
- 学習方法
- 事業所の雰囲気
- 体調報告などのルール
- 支援員の相談のしやすさ
- 就職率と定着率の確認
- 悪口や陰口の有無
見学前にできる下調べと、当日にしか分からないことを分けて見ておくと、事業所選びの判断材料が増えます。

見学の際は、あとで見返せるようにメモを取ることをおすすめするよ。
見学当日は緊張すると思いますが、まずは一歩踏み出した自分を褒めましょう。
体調が悪くなったら、遠慮せず電話かメールで日程変更やキャンセルをしても大丈夫です。
制度の基本を知りたい方は、就労移行支援とは?何をする場所?利用できる人は?の記事も参考にしてください。
利用料が気になる方は、就労移行支援の利用料はいくら?誰の収入で決まるか解説で説明しています。
あなたのペースで大丈夫なので、無理のない範囲で動いていきましょう。


