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【元利用者が解説】就労移行支援で就職できなかった4つの理由と対処法

就労移行支援で就職できなかった4つの理由と対処法 福祉制度の活用

就労移行支援の元利用者ちょこです。

就労移行支援に通っているのに、このまま就職できないのではと不安になっていませんか。

読者
読者

頑張っているのに、自分も就職できないのかな…

ちょこ
ちょこ

そんなことないよ。私の話を参考にしてね。

こんな気持ちになっていませんか
  • 「通っても、本当に就職できるのかな」とふと不安になる
  • 周りが就職を決めていく中、自分だけ取り残されている気がする
  • 休む日が増えて「また休んでしまった」と自分を責めてしまう
  • 支援員に本音を話せず、ひとりで抱え込んでいる

結論をお伝えすると、私が就職できなかった理由は少しずつストレスがたまり、体調を安定させられなかったことです。

私は約1年半通いましたが、就職には至りませんでした。それでも、就職できなかったときの選択肢を考えていたので、生活が崩れることはありませんでした。

この記事では、私が就職できなかった4つの理由・自分も同じか確かめるサイン・通いながらできる対処をお伝えします。

読み終える頃には、今の不安を整理して次の一歩を考えるきっかけになればうれしいです。

就職できなかった4つの理由

就労移行支援で就職できなかった私の理由は4つ

まずは、私が就労移行支援で就職できなかった理由をお伝えします。

振り返ると、決定的な出来事が1つあったわけではありません。

小さなストレスが少しずつ積み重なり、体調が安定しなくなったことが一番の原因でした。

ストレスの原因になった4つのこと
  • 一部の支援員と合わなかった
  • 頻繁な体調報告が負担だった
  • 就職活動特有の焦りと不安があった
  • 新しい環境への恐怖心が強かった

理由は人によって違います。ご自身の場合を確かめる材料として読んでみてください。

一部の支援員との相性

一部の支援員と合わなかったことが、ストレスの原因の1つでした。

就労移行支援では、支援員と毎日のように顔を合わせます。

面談や訓練中の声かけ、体調の確認など、関わる場面がとても多いのが特徴です。

支援員と関わる主な場面
  • 定期的な面談
  • 訓練中の声かけや指導
  • 毎日の体調確認

そのため、相性が合わない支援員がいると、通所そのものが負担に感じやすくなります。

私の場合は、一部の支援員の話し方や助言の仕方が合わないと感じていました。

相手が悪いのではなく、私には合わなかったのだと思います。それでも、合わない状態が続くうちに、少しずつストレスがたまっていきました。

頻繁な体調報告の負担

頻繁に行われる体調報告が、私には合いませんでした。

体調報告とは、その日の体調や気分を事業所に伝える決まりのことです。朝の連絡・記録シート・面談での確認など、方法や頻度は事業所によって違います。

私が通っていた事業所では、体調報告の頻度が多く、口頭で伝える形でした。体調を細かく言葉にするのは、意外と労力がかかるものです。

口頭での報告が負担になり、少しずつストレスが増えました。※事業所によっては、口頭ではなくメモやシートで伝えるなど、方法や頻度を調整してもらえる場合があります。

就職活動特有の焦りと不安

就職活動特有の焦りと不安もストレスになりました。

就労移行支援は利用期間に限りがあるため、通ううちに「早く決めなければ」という気持ちが強くなりやすいです。

焦りや不安を感じやすい場面
  • 周りの利用者が就職を決めたとき
  • 利用期間の終わりが近づいてきたとき
  • 応募や面接の結果を待っているとき

私の場合も、焦りと不安が重なって、少しずつストレスが増えていきました。

焦りや不安は、1人で抱えるほど大きくなります。

支援員や主治医に早めに相談するのがおすすめです。

新しい環境への強い恐怖心

新しい場所でやっていくことが、私にはとてもこわかったです。

就職すると、職場・人間関係・通勤の流れなど、生活のほとんどが一度に変わります。

恐怖心は、気合いや慣れだけでどうにかなるものではありません。

主治医に相談して治療も見直しましたが、恐怖心を和らげられませんでした。この恐怖心が続いたことで、体調はなかなか安定しませんでした。

ちょこ
ちょこ

こわいと感じるのは、弱いからじゃないよ。

就労移行支援で注意したいサイン

就労移行支援で就職できなかったとき自分は大丈夫か確かめるサイン

ここからは、通っているあいだに確かめられるサインをお伝えします。

私の場合、就職できなかった背景には、早い段階から小さなサインが出ていました。

サインに早く気づければ、体調を大きく崩す前に手を打てます。

確かめたい3つのサイン
  • 休む日が増えてきた
  • 支援員に話しにくくなった
  • 働く目的が分からなくなった

当てはまるかどうかは、人によって違います。

1つでも気になるものがあれば、次の内容を参考にしてください。

休む日が増えたときの体調チェック

私にとって、休む日が増えたことは体調を崩す前のサインでした。

休みが続くと「また休んでしまった」と自分を責めがちですが、まずは体調を確かめることが先です。

記録しておくと役立つこと
  • 通所できた日と休んだ日
  • 睡眠時間
  • その日の気分や体調

記録があると、主治医に今の状態を具体的に伝えやすくなります。

休む日が増えたときは、記録を持って主治医に相談しましょう。

支援員に話しにくいときの相談先

支援員に話しにくくなったときは、ほかの人に話してみましょう。

私は、主治医や家族に話していました。

支援員以外の相談先
  • 相談支援専門員
  • 主治医
  • 家族や友人
  • カウンセラー

話す相手は1人に決めなくて大丈夫です。

「この人なら話せる」と思える人を1人見つけるだけでも、気持ちが軽くなることもあります。

支援員との関係に悩むときは、就労移行支援の支援員と合わないときの対処法もご覧ください。

働く目的を見失ったときのメモ

働く目的が分からなくなったとき、私はメモしていた目的を見返しました。

通い始めたころの気持ちは、毎日の訓練や就職活動の中で薄れていきやすいものです。

目的メモの例
  • 生活リズムを整えたい
  • 自分のお金を稼ぎたい
  • 〇〇の仕事に挑戦したい

迷ったときに見返せるよう、通う目的をメモしておくと安心です。

スマホのメモ帳に1行書くだけでも十分です。

通いながらできる対処3つ

就労移行支援に通いながらできる対処法は3つ

ここからは、つらさを感じたときにできる対処をお伝えします。

就職できるかどうかは、自分の頑張りだけで決まるものではありません。

だからこそ、うまくいかなかったときの備えを持っておくことが、安心して通う支えになります。

通いながらできる3つの対処
  • 就職できなかったときのB案を考える
  • 事業所を変える選択肢を知っておく
  • 利用期間の仕組みを知っておく

どれか1つだけでも大丈夫です。できそうなものから試してみてください。

就職できなかったときのB案

就職できなかったときのB案を、考えておくと安心です。

B案とは、就労移行支援を利用して就職できなかったときの次の選択肢のことです。

B案の例
  • 就労継続支援A型・B型で働く
  • 自立訓練で生活リズムを整える
  • ハローワークの障害者向け窓口で仕事を探す
  • 障害者就業・生活支援センターに相談する
  • 親族に生活面の支援をお願いする
  • しばらく休んで体調を優先する

私は、就職できなかったことがとてもショックでした。

ただ、就職できなかったときの対応を考えていたので、生活自体に困ることはありませんでした。

B案に迷うときは、主治医や相談支援専門員、市区町村の窓口に相談できます。

事業所を変える選択肢

事業所を変える選択肢もあります。

就労移行支援の事業所は、それぞれ雰囲気や訓練内容、支援員の体制が違います。

今の事業所が合わないだけで、別の事業所なら通いやすくなる可能性もあります。

事業所を変えるときの流れ
  • 相談支援専門員や市区町村の窓口に相談する
  • 気になる事業所を見学・体験する
  • 残りの利用期間を確認しておく

今の事業所が合わないときは、就労移行支援はひどい?しんどいときの対処法もご覧ください。

利用期間と延長の仕組み

就労移行支援の利用期間は、標準で2年です。

延長や再利用ができるかは、市区町村が判断します。

利用期間のポイント
  • 標準の利用期間は2年
  • 延長や再利用は市区町村が判断する
  • 延長や再利用ができるかは、自治体や個人の状況で異なる

期間の残りが気になるときは、早めに支援員や市区町村の窓口に確認しておきましょう。

就労移行支援のよくある質問

就労移行支援で就職できなかったときのよくある質問

ここからは、就職できなかったときのよくある質問に答えます。

利用期間や福祉サービスのことなど、気になる疑問を5つにまとめました。

次の一歩を考えるヒントにしてください。

就職の見通しがつかないときは、どうすればよいですか?

支援員や相談支援専門員、主治医に相談しましょう。

見通しがつかないときほど、1人で考え込むと不安が大きくなります。

まずは今の気持ちをそのまま伝えることから始めてみてください。

私の場合は、支援員や主治医と話し合いました。

通った意味はなかったのでしょうか?

通った意味は、就職できなかったとしてもあります。

就職という結果が出なくても、身についたことは残ります。

自分に何が合わないのかが分かったことも、次の選択肢を選ぶうえで大切な収穫です。

通ったあいだに役立ったことを、一度書き出してみましょう。

就職できなかった人は、実際にいますか?

就職できなかった人もいれば、就職できた人もいます。

就職できるかどうかは、体調や本人の状況、事業所との相性などによって変わります。

事業所の就職実績が気になるときは、見学や相談で聞いてみるのがおすすめです。

就職できないと、ほかの福祉サービスをすすめられますか?

ほかの福祉サービスの提案はされます。

就労継続支援A型・B型など、今の状態に合ったサービスを紹介されることが多いです。※提案の内容は、事業所によって違います。

迷うときは、相談支援専門員や市区町村の窓口に相談しましょう。

利用を終えたあと、また就職を目指せますか?

体調が整えば、また就職を目指すことはできます。

ハローワークの障害者向け窓口や、障害者就業・生活支援センターでも、仕事探しの相談に乗ってもらえます。就労移行支援で就職できなくても、道が閉ざされるわけではありません。

まとめ

就労移行支援で就職できなかった理由のまとめ

就職できなかった理由・確認したいサイン・通いながらできる対処をお伝えしました。

この記事の振り返り
  • 私が就職できなかった理由は、ストレスが重なり体調が安定しなかったこと
  • 休む日が増えたら、記録をつけて体調を確かめる
  • 支援員に話しにくいときは、ほかの人に話す
  • 目的が分からなくなったら、メモを見返す
  • B案を考えておくと、就職できなくても生活は守れる

就労移行支援を利用して就職できなかったとしても、ほかに道はあります。

自分に合うこと・合わないことが分かれば、次の選択肢を選びやすくなります。

体調がつらいときは、無理に動かず休んでください。

ちょこ
ちょこ

あなたのペースで大丈夫。少しずつ進めていこうね。

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